ー新政酒造の研修編ー

【蒸米の放冷機のお片付け】
蔵の仕事の半分以上は掃除。常に清潔に。衛生面は徹底してますよ。
お米ひとつぶも残さず翌日の仕込みに備えてお掃除します。

写真のこの放冷機の大きさ分かるかな～。
昼からの仕事をもらったのはこれ。「これ掃除してみますか！」と言われ「はい！」と言ってすぐに後悔。めちゃくちゃ大変。担当者は毎日これやってるんですよ～。

第一段階は蒸米入れる入り口から。このローラーの棒のところと壁の米、全部取って拭き掃除。そして放冷器の中はこんな感じ。第二段階は蓋をとって米が流れるところを掃除。ここにもローラーが。
第三段階は米に出てくるところ。ここの蓋を外してヘラなどを使って米粒を全部取り除きます。
こびりついてなかなか取れないとこもあって大変。このあと床に水を撒いて床の掃除もあります。その前に、蒸し器や蒸し器の周りの掃除も。

４日間で蔵のお仕事の大半を少しずつですが携わらせてもらいました。お酒が出来るまでの過程でどんだけ人の手が入ってるか、なかなか大変なお仕事です。
これからは日本酒に対する気持ちがまた変わりますね～。
１本１本大切に取り扱いたいなと思いますよ。
「酔えたらええねん。何でもええから出して」って言ってきたお客さんが前にいたんですよ。ほんとこんなお客さんはお断りですね！