本日のお酒は福島県浪江町で震災を受けた蔵「鈴木酒造店」のお酒です。
当時、東日本大震災の影響で蔵は倒壊し酒造りが出来ない状況にありました。
震災から3週間後に検査のために福島県試験場に預けておいた酵母があるとの連絡を受け酒の命とも言われる酵母が生きているという事は、また磐城寿が造れると思い始めたそうです。鈴木さんは、避難しながらも再起への第一歩を進み始め、色々な蔵をまわり色々な方々の繋がりで平成23年10月に山形県長井市にある『東洋酒造』が後継者がいないと、今期で酒造りを断念...した話を聞き、蔵を見に行ったそうです。自分が思い描く蔵も姿を実現できる蔵の造りと、何と言っても『水』が一番の決め手だと話しておられました。
<1月13日放送の「堂本剛ココロ見」で紹介されてました>
●磐城壽(いわきことぶき) 甦る (山形) 純米吟醸
さわのはな55% +2 このお酒は福島県内から長井市に避難した方々が運営している避難者農園で栽培収穫した「さわのはな」で醸造したお酒です。「甦る」の売上の一部を避難児童・生徒の支援に使われるそうです。